海外へ特許出願する際に、貴社ではどのような基準で出願国を選定していますか？ビジネスを守るという観点から、自社製品が流通・販売されている国や、生産・製造している国を基本路線にされているのではないでしょうか。一方で、すべての販売国・製造国に漏れなく出願し権利を維持しようとすると、莫大な費用が掛かってくることにもなります。したがって、販売国・製造国の中でも特に優先度の高い国へのみ特許出願されている企業様も多いかと思います。
ではその優先度をどのように判断すればよいのでしょうか？「特許権侵害訴訟が多く発生している国では、提訴されるリスクに備えてカウンターとしての特許権を保有しておきたい」とお考えの企業様が多いかと思いますが、国全体での事件件数ではなく、自社事業分野についてどれだけ特許権侵害訴訟が発生しているか技術分野別にブレークダウンして、世界各国についてグローバルに調査できていますでしょうか？ また、ある国で特許権を保有し、いざという時にはその国の司法制度を活用しよう、ということであれば、その国がどのくらい積極的に特許権者を保護してくれる国なのか、その保護の度合いは技術分野ごとに違いはあるのか、世界各国における技術分野別の権利者（侵害訴訟であれば原告、無効審判であれば被告）の勝訴率や平均損害賠償額の傾向も把握しておく必要もあります。さらには、権利行使の観点からは第一審判決をどのくらい迅速に貰えるのか、世界各国における技術分野別の平均審理期間長も重要な指標となってきます。

本ウェブセミナーでは、上記のような世界各国の特許訴訟情報を利用して、それぞれの国において特許権者が相対的にどのくらい厚い保護が受けられるのかを分析・比較し、新規外国特許出願の出願国選定に役立てる手法について、最新の訴訟データもご覧いただきながらご紹介いたします。

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ウェブセミナー概要

【開催日時】　
2021年4月21日（水）14:00-14:30

【主　催】　
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社

【講　師】　
クラリベイト
IP Group
佐藤 健一郎

【参加方法】
事前登録制（無料）
お申し込みフォームよりご登録をお願いいたします。
 
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